パートナーの浮気で慰謝料を請求するには探偵に調査を依頼して証拠をつかむ必要がある

信じていたパートナーに浮気の気配を感じたとき、やはり真実を知りたいと思うものです。こうした浮気調査は自分でやれることもありますが、確実に慰謝料を請求したいというときにはプロの探偵に調査を依頼することが必要になります。

素人では浮気の確たる証拠を押さえることは難しいのが現状です。また、浮気にともなう慰謝料請求は、不貞行為を行ったパートナーに対しても、またその浮気相手に対しても請求できる場合があります。

素人の調査には限界があり慰謝料請求は難しいのが現状

自分のパートナーに何やら浮気の気配を感じてしまったとき、その真実を知るために自分でできることは結構あります。まずパートナーの日頃の様子を窺うことで、何かしらの異変をキャッチすることです。たとえば、スマートフォンを肌身離さず持っていたり、着信があればこそこそと話をしたり、そういう素振りを見せるときは要注意でしょう。

また、最近やけに残業や休日出勤が多いわりには給料明細に反映されていないとか、急な出張なども十分に怪しいです。それからパートナーの趣味などにも気を配ることも必要になります。音楽や映画、読書、またはファッションなどの好みが明らかに変わってしまうときも注意が必要です。

もしもパートナーが浮気をしていたのなら、その浮気相手の趣味に合わせているケースも大いに考えられます。その他にも自分で調査できることは多々ありますが、そこには確たる証拠というものがありません。パートナーに不貞行為を問い詰めても言い逃れできるようなものばかりになってしまうわけです。

これでは慰謝料請求は難しいでしょう。

慰謝料請求にはパートナーと浮気相手の間に肉体関係があると認められる証拠が必要

最近は有名な芸能人でもこうした浮気や不倫などのスキャンダルが話題になることが多く、その結果、離婚に発展するケースも少なくありません。こうしたときに問題になってくるのが慰謝料請求というものです。それではこの慰謝料とは、いったいどんなときに請求することができるのでしょうか。

自分のパートナーに浮気をされて精神的に大きなダメージを受けたとき、その賠償として法的には慰謝料を請求することができるようになっています。しかし、単純に浮気と言っても、どの程度の行為が浮気に相当するのかという基本的な問題もあるわけです。

浮気と認められる行為は、法的には不貞行為を働くことになります。簡単に言ってしまえば、不貞行為とは夫もしくは妻が自分の配偶者以外の人物と肉体関係を持つことです。たとえば、自分の配偶者以外の人と手をつないだり、抱き合ったり、またはキスをしたりしたら即浮気だと主張する人もいますが、もしも裁判にまで発展したときなど、こうした行為だけでは不貞行為だと認められないこともあります。

やはり裁判でも通用する浮気の確たる証拠というのは、確実に二人の間に肉体関係があると認められる証拠が必要なわけです。

不貞行為があったと認められる確実な証拠とはどういうものか

それではパートナーと浮気相手の間に肉体関係が認められる確たる証拠とはいったいどんなものなのか、ここが大きな問題になります。まさかリアルタイムで二人が性交渉をしている動画などを撮るわけにはいかないでしょう。

こうした場合、一番の決め手となるのが、ラブホテルの利用を撮影した写真などになります。ラブホテルは性交渉を目的として利用する施設ということで、ここへ二人が出入りした写真や動画、そしてその日付と時間などを何点か押さえることで、決定的な浮気の証拠となるわけです。

こうした写真や動画があれば、二人の間に性交渉があったと裁判では認められます。ラブホテル以外でも、たとえば浮気相手の部屋や普通のシティホテルなどに長時間滞在したり宿泊した証拠があれば、それは不貞行為とすることが可能です。

ただし、このケースではラブホテルとは違い、滞在時間や頻度が大きなポイントとなります。それらの情報を総合的に判断して、それが不貞行為だという判断をするわけです。単純に相手の部屋やシティホテルなどに宿泊したとしても、そこには言い逃れできる要素があります。

不貞行為をより確実にするためにも、二人の行動の親密な様子を証拠として提出することが必要になるわけです。

浮気の証拠となる写真や動画の撮影には熟練した技術や機材が必要になる

前述したように、浮気調査は素人でもできることは多々ありますが、それはあくまでも第一段階の調査であり、そこで収集した証拠で慰謝料を請求しようとしても、これはかなり難しいでしょう。

やはり裁判でも通用する決定的な浮気の証拠というものは、調査のプロである探偵に依頼することが必要です。探偵が受ける依頼の中で最も多いと言われるのがこの浮気調査になります。それでは探偵が実際に行う浮気調査というのは、いったいどういった内容なのでしょうか。

プロの探偵が行う浮気調査は張り込みと尾行がメインになります。そして、浮気の確たる証拠として、たとえば調査対象者が浮気相手とみられる人物と一緒にラブホテルに出入りしているところを写真や動画で撮影するわけですが、このとき重要になるのが、そこに写っているのが確実に調査対象者だと認められる写真や動画であるということです。

顔がよく分からないというものでは意味がありません。ですから、その撮影には熟練した技術や機材が必要になります。

同棲中の相手が浮気!慰謝料を取るにはどうすればいい?

浮気相手から慰謝料を請求することができるケースとできないケース

浮気調査を探偵に依頼する最大のメリットは、浮気の事実をつかむことで、浮気をされた側の立場が優位になるということではないでしょうか。これは話し合いにしても裁判に発展したときでも同じです。確実な浮気の証拠がなければ、相手に反論の余地を与えてしまうことになります。

そうしますと慰謝料の請求もできなくなってしまうでしょう。相手に言い逃れされないためにも、浮気調査は探偵に依頼することが大事です。

また、この慰謝料というものは、場合によって金額が増えたり減ったりします。これはパートナーとの話し合いで決められることが多いです。場合によってはパートナーの浮気相手にも慰謝料は請求できます。これは民法でも定められているように、浮気相手はパートナーの不貞行為に加担したことになり、浮気をされた配偶者の立場からすれば浮気相手もパートナーと同様に、不貞行為に基づく損害賠償責任を負うことになるわけです。

しかし、確実に浮気相手からも慰謝料が取れると言うわけではありません。

たとえば、不貞行為以前に夫婦関係が破たんしていた場合や、相手が既婚者であることを知らなかった場合は、浮気相手からは慰謝料がとれなくなります。